河口湖ミューズ館 −与 勇輝 館−
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作者紹介
自分の力で立つ
ごめんください  重りもないのになぜ人形は立っているのでしょう?
 作者は「人間が立っている理屈と同じ」と答えます。
 「特殊な体型やポーズは別として、デッサンをしっかりとして丈夫につくれば、力学的にも人間と同じように立つ」と。
 デッサンと言っても実際にスケッチをするわけではありません。
作者のデッサンは頭の中。いつも無意識にアンテナを張り巡らせ、動いている子どもの一瞬の表情、仕草を素早く頭の中でスケッチし、インプットしています。そのため、つくりたい人形のイメージが浮かんだらなるべく早くそれを形にしなければならず、立体に表現する技術をいつも磨いていなければならないのです。

 作者にとって「立たないということは、人形として生きていない」のです。

※人形の主な素材
  針金、木綿布、木毛、張り子紙、絹糸


笑顔
ふたり  自然に動物的につくることを心がけている作者の作品には、あまりにっこりとした笑顔がありません。笑う顔は一瞬の表情。「ずっと笑わせておくと疲れてしまうだろうし、無理に笑わせても媚を売っているようで好ましくない」との考えから、『ふたり』のような微笑み程度になっています。

 それでも多くの方の感想に表情の豊かさが挙げられているのは、作者がほんのわずかな表情や身体の動きに、内面的なものを追求しているからなのではないでしょうか。

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