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与 勇輝(あたえゆうき)は本名です。
神奈川県川崎市で7人兄弟の下から二番日に生まれました。
竹かごや桶、木のしゃもじやスプーンなど家の中の物すべてを手作りする父と、手芸、裁縫を得意とする母や姉たちに囲まれた子ども時代。絵を描くことや工作が大好きで、見よう見まねで服の継ぎ当てや布製のカバンの補修をし、足袋まで作ってしまう手先の器用な少年でした。
商業高校中退後、義兄に勧められた就職先はマネキン会社でした。作者にとってこの彫刻的なマネキン制作の仕事は張り合いがあり、後にこのマネキンの手法と技術が人形作りに大いに役立つこととなります。
10年ほどするとマネキンが樹脂を材料とする量産性に変わったこともあり、もっと自分を出せるものを作りたいと思うようになっていた作者は、人形作家・曽山武彦氏の木毛と綿のほのぼのとした人形に出会って人形作りの世界にのめり込むようになります。そして試行錯誤を繰り返し、マネキンの手法を取り入れた独自の手法を編み出しました。
33歳頃にはグループ展への出品や人形絵本の制作などに携わるようになり、飯沢匡氏や佐藤忠良氏に励まされ、人形作家としての今に至ります。
幼い頃からつくることが大好きな作者にとって、人形作りはまさに天職なのです。
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